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2.情報発信者として知っておきたいこと

ケータイ・インターネットを利用すれば、いつでもどこでも、手のひらから片手で簡単に情報を発信することができます。

コメントを書いただけでも、情報発信になる?

友達のブログへのコメントやどこかの掲示板へのちょっとした書き込みも、立派な情報です。
ですから、自分のホームページやブログを持っていない人でも、すぐに情報発信者になれます。
自分で発信した情報の責任は自分にあり

インターネットは不特定多数の人たちが利用する「公共のメディア」です。
テレビやラジオ、新聞や雑誌と同じメディアなのですから、ニュースキャスターやコメンテーターや記者と同様、ひとつひとつの発言に情報発信者としての責任がともないます。
それは友達の日記へのコメントであっても、例外ではありません。
友達あるいは特定の知人に向けて話している感覚で気軽に書き込みがちですが、よく考えればたくさんの人が読んでいることに気付くはず。
インターネットに書き込むときは必ず、言葉のひとつひとつに発信者としての責任があることを思い出してください。
一度公開した情報を「なかったこと」にはできません

インターネット上に掲載されている情報は簡単にコピーができてしまいます。
コピーした情報をあちらこちらに転載されたり、売り買いされたりしてしまうと、削除も取り戻すこともできなくなってしまいます。
一度インターネット上にのせてしまった情報(写真も含む)は、のせる前の「誰も知らない状態」には二度と戻せません。
名前や住所、ケータイ番号やメールアドレスなどの個人を特定できる情報は、不用意に書き込み・入力してはいけません。
被害者にも加害者にもならないで!

全く何も考えずにインターネットを利用し続けていると、自分が被害を受けてしまったり、誰かに被害を与えてしまったりする(=加害者になる)こともあります。
また、知識や「これをしたらどんなことになるか」という想像力が足りなかったために、法律を犯してしまう危険性もあるのです。
危ない目にあわないためだけではなく、自分が犯罪者になってしまわないためにも、正しい知識を手に入れ、自分のやろうとしていることを考えながら情報発信をするように心がけましょう。
トラブルにあわないために

インターネット上では、私たちの日常生活と同様に、多くの人々がやりとりをしていて、その活動はますます活発になっています。
最近では、掲示板、メールなどのやりとりをしている相手と実際に会うことになり、その結果、トラブルに巻き込まれてしまうという事件も起きています。掲示板、メール等で知り合った人と実際に会うことは危険が伴います。
もし、何かトラブルが起きてしまったら、一人で悩まずに、すぐに学校の先生やお父さんお母さん、又は警察に相談しましょう。
ホームページに載せる個人情報に注意!

インターネットの世界では、「自己責任」「自己防衛」が大原則です。
ホームページには不特定多数の人がアクセスします。個人のホームページであるからといって、自分の住所、名前、電話番号など個人を特定できる情報は情報を公開するのは控えましょう。
もちろん、自分以外(友達・家族など)の情報も同様に公開を控えましょう。
また、ユーザIDやパスワードをはじめとする個人情報は、他人に悪用されないよう、きちんと管理しましょう。
ちょっと待って!書き込みの前に…

インターネットでは、世界中どこからでも人とコミュニケーションを取り合い、情報交換できます。したがって、一端トラブルが発生すると、現実世界では考えられないような表現や内容を掲載したり、過激な書き込みをしがちになります。
これにより、いたずらや相手を困らせる目的で氏名・住所・電話番号などの個人情報を掲示板に書き込む等して流布させ、事件に発展した事例もあります。
意見等の発信・書き込みに際しては、もう一度自分の書いた文章を読み返し、無用なトラブルは回避するように心がけてください。
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